ハイドン 「ピアノソナタ12番2楽章 メヌエット」

デモ演奏　チェロ独奏編曲版

フランツ・ヨーゼフ・ハイドンは、現在のオーストリアで1732年生まれた、古典派を代表する作曲家です。108曲の交響曲を残していることから「交響曲の父」とも呼ばれています。また、弦楽四重奏曲第77番（第62番）の第2楽章に用いられた皇帝讃歌『神よ、皇帝フランツを守り給え』の旋律は、現在のドイツ国歌に用いられていることでもよく知られています。
このピアノソナタ12番は、ハイドン自身の作曲であるか真偽が問われていましたが、1803年にハイドンが自らの作品であると認めています。2楽章のメヌエットは明るい軽快な曲ですが、中間部のTrioではベースとなる音が半音階で下降する和声は今もなおよくポピュラーに使われる和音展開で、旋律もとてもメランコリーで印象的です。Lento＆Vivaceでは、テンポを少しゆっくりにし、和音構成もドラマチックに現代風にアレンジをしています。ハイドンらしくはないとのご指摘もあるかと思いますが、情熱的にこの曲を弾いて楽しんでいただけたらとお薦めです。　
＊原曲はイ長調～イ短調ですが、演奏がしやすいように伴奏をト長調～ト短調にて編曲しています。但し、トランペット、クラリネット、アルト・サックス、テナー・サックスは、伴奏をヘ長調～ヘ短調にて編曲しています。

演奏時間　約3分50秒

伴奏音源の試聴 （約1分）

セット内容

• 楽譜PDFデータ　　①独奏譜　②伴奏譜（独奏譜との総譜）　
• 伴奏音源MP3データ

￥500（JPY）