ファリャ「恋は魔術師より 火祭りの踊り」

ファリャは、スペインの紙幣にも肖像が使われたスペインを代表する作曲家です。「火祭りの踊り」はバレエ《恋は魔術師》の中の一曲であり、華やかな効果が高く、単独で演奏されることも多い曲目です。
《恋は魔術師》の大筋は、未亡人カンデラスが恋をするが、亡き夫の亡霊がこれに嫉妬し邪魔しようとする。そこで、カンデラスは、友人ルシアにこの亡き夫の霊を誘惑させ、その間に自分の恋を成就させたという内容です。
「火祭りの踊り」は、悪魔払いの際の除霊の曲です。ちろちろと揺れながら燃えさかっていくトリルの炎が怪しげな雰囲気をより盛り上げて、とり憑かれたように踊り狂い、女好きだった元夫の亡霊が現れ一緒に踊り始める。娘達のダンスは徐々にスピードを増していき、勢いが最高潮に達すると、亡霊は焚き火の中に吸い込まれ、そのまま永遠に消滅してしまったというシーンです。
フィギュアスケート女子シングルの浅田真央選手が2016-2017シーズンにおけるプログラム曲にも使用しました。 
販売セットの楽譜は、16分音符の速弾きが苦手な方のために8分音符に置き換えたバージョンの2種類をご用意し、お好きな方をお選びいただけます。
*トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、ホルンは置き換え版のみ

演奏時間　約4分40秒

伴奏音源の試聴（約1分）

セット内容

• 楽譜PDFデータ　　①独奏譜　②伴奏譜（独奏譜との総譜）　
• 伴奏音源MP3データ

￥500（JPY）　

オリジナル版（フルート独奏）

8分音符置き換え版（トランペット独奏）