ロッシーニは1792年生まれのイタリアの作曲家で代表的なオペラでは「ウイリアム・テル」や「セビリアの理髪師」などがございます。「小荘厳ミサ曲 Petite messe solennelle」は1863年に作曲し、1864年にフランスのルイーズ宮私設聖堂で初演された彼の晩年の作品です。12人の混声合唱と伴奏から構成されるこの曲の第１番「キリエ」の一部を抜粋し13種類の楽器独奏とピアノ連弾の伴奏に編曲しています。冒頭の静寂なコラールから一転してロッシーニらしい軽快な曲想に変わる演奏していて楽しい曲です。 ＊原曲の伴奏はハ短調～イ短調～イ長調となっていますがですがアルト・サックス、クラリネット、ホルン、トランペット、は演奏をしやすいようにハ短調～ハ短調～ハ長調に編曲しています。
